キンも100年ギンも100年



キンさんギンさん、懐かしい…


華麗なるミュージカル -ブロードウェイの100年
という番組をNHKでやっています。どうやら再々放送らしい。


ほんっっっとに素晴らしい番組だ!


私は日本人で、ブロードウェイミュージカルは自分の価値観形成にまったく影響してないのだけれども、とにかくミュージカルとミュージカル音楽が大好きです。また、その独特のオーケストレーションが大好きで、前からCDで聞いて、映像で観てはワクワクしていました。
先日ひょんな機会で、生まれて初めて本物のブロードウェイミュージカル「プロデューサーズ」を観て、生演奏で初めて聞いた向こうのオーケストレーションに腰を抜かし、自分はこれをやっていくのに命を賭けるべきだ、とすら思いました。と同時に、メロディー自体はごくごく普通のもの(失礼)なのに、何でこんなにいい転調、アレンジ…少なくとも私にはベートーベンもストレイホーンもメタリカも比較になりません…ができるんだろうと思っていたのですが、今回この番組を見て少し理由が分かった気がします。


そんなものを聞いて育った本場の人の前には、我々はまねごと以上の何者でもない…のはなんとなく分かるのですが、それでも色々な音楽を聴いて、もっとよく勉強して、経験を積んで、生きているうちはやれるところまではやってみたいと思ったりしました。